僕と新たな人生と過去の痛み

S会という不健全な宗教団体で長年幹部として活動し、やめてからも心の痛みと向き合い、新たな人生への向うためのブログ。すこしでも共感してくれる人と年齢問わずにお友達になれたら嬉しいな。月数回の更新頻度。ツイッターもやっています。

ボクが大学時代、布教の際に講師から言われたこと。

学生時代、大学で声掛けをしていた。

すると、ある講師が、男だけに声をかけろっていってきた。

ボクは女性がサークルにいないから、女性に声かけることが大切だとおもっていたけど、

ある講師がそうやって命令する。

 

福井県の施設で絶対無条件服従をたたきこまれていたから、

それにしたがった。

ものすごくつらかった。

 

ボクは声かけがたのしかった。

新たな人達との出会い。

新たな人が新たな風をふかせてくれる。

 

今となっては

出口が親鸞会員の勧誘なので、

声かけしたことを後悔したりもするが。

 

あと、講師の人からはなれて、

つかのまの自由を味わえた。

講師の人の近くにいると、

しょーもないぐちと、否定をされる。

 

世の中の人達はそんな人達もなかった。

きっとATでいい影響をうけていたと思う。

 

でも、AT中にも、

講師の監視の目ははいった。

よく電話がはいった。

 

なまけていないか、チェックしているようだった。

会話を楽しんで聖使命を忘れていないかチェックしているようだった。

 

電話では状況を報告しろ、

と言われる。

今まで何人の人に声をかけた、

とか報告した。

この人にこんな話をしてこんな反応だった

とか逐一報告しろといわれた。

 

ボクは気分が悪かったが、

絶対無条件服従をすることが信心決定の近道だと思っていたので、

やった。

 

つらかった。

 

たとえ、ATという一瞬の人間関係でも、

ボクとその人の間でしゃべった話。

それをすべて話しをしなければならないのか、

と思うと。

相手の方にわるかった。

 

話はずれるが、

担当の学徒のプライベートなことも、

報告しろ、と

それが仏縁にもつながるから、

という不適切な理由で

報告させられていた。

あれは、担当している人の気持ちを裏切っているようで、

すごくつらかった。

 

こうやって、横のつながりはどんどんたたれて、

上司との繋がり、といっても組織の繋がりだけがあった。

上司と心の繋がりを感じたことはないが。

 

 

話を戻し、

電話で、女性に声をかけるな、といわれた上司の指示に従った。

 

ところが、しばらくたつと

他の人達が女性に声をかけ、女性が多くなった。

あの講師がいったことはなんだったのか。

僕だけに指示したのか。

 

僕だけは何か女性と問題を起こすと思われたのだろうか。

今まで一度もないし、周りから信頼されるタイプの人間だが。

彼の言葉で僕はおおいに混乱した。

 

そういえば、その言い方が女性に対してやらしい、と講師に否定されることがあった。

そんなこと人生で一度もいわれたことがなかった。

基本的に誠実だとしかいわれたことがなかった。

でも、何回か続くうちに、僕は自分はいやらしい人間だと思ってしまった。

 

ボクが女性と仲良くなるのがいやだったのか。

 

ちなみにボクは女性が好きだ。

でも正直まだ堂々といえない自分がいる。なんかやらしいことのように感じてしまう。

 

その講師からそういう風にされると、女性がスキだったらだめなのか、

活動中に女性としゃべって楽しむことはよくないのか、

 

などおもった。

書いていて、うまくまとまっていないとも感じている。

 

そのあと、何度か、

ボク以外にも女性と縁をもつな、とか、

仲良かった男女が、その講師によって

引き離されたことを最近しった。

詳しい事情はかけないが、二人とも誠実な人だっただけに実に悔しい。

本当にひどいことだ。

 

自分の私情を思いっきり、

指示にいれて、現場を混乱させ、不安を煽る。

 

組織人としてはありえないなって世の中の組織を比較しても思う。

 

ただ単純にその講師は女性と縁がなく、羨ましかったのだろう。

それで女性と仲のよい学生に妬んで引き離さそうとしたのだろう。

そういえばそんな妬み発言が多かった。

 

あれを絶対無条件服従としたがったボクはほんまにアホだった。

 

あの人とからんでいいことは一つもなかったな、

って思う。

 

そういえば、

「僕はある人から嫌われている」

ってその講師から何回か言われたことがあってショックだった。

聞いてもないのに言ってくる。

ある人には確認をとっていないが、きっと嫌われてないと思う。自信はないが。

講師の言葉でボクはいろんな不安を抱えてしまった。

今でも人に嫌われていないか、不安になることがある。

 

僕の周りでも、君は周囲から嫌われているよ、

とその講師から言われていた。

まったく嫌われていないのだが。。。

完全な講師の思い込み。

 

なのできっと僕の場合も同じだろう。

 

かれは、両舌することが趣味だったようだ。

一応、親鸞会の講師だから善につとめてほしかった。

褒め言葉とか、人を幸せにする言葉をかけてほしかった。

すばらしいね、とか言われることもあったが、

心に響かない、いつもみんながいっているような言葉だったな。

 

彼と縁をもって、

僕も沢山の不安をかかえ、

当時の僕の友達もどんどん不安をかかえて色々と支障もでるようになった。

 

今だとわかるけど、ひどい話だ。

まだ怒りが残っている。

しっかりと癒やしたい。

 

ちなみに彼を上司として、また人として尊敬したことは一緒に活動した時に一度もなかったな〜。