S会の「人生は苦しみ、人生は幻、人間は悪の塊」、この思想を心の底にいれてしまったけど、前を向いて歩いていく。
S会の思想を自分の根底の考えの中にもってしまうと、
人生全体が暗くなります。
「人生は苦しみ」
「人生は夢・幻」
「人間は悪の塊」
こんな話を僕は10年間の間に、何百回も聞いて、だんだんと洗脳を受け、信じるようになりました。
また上司に言われるがまま、
人にも話をしてしまい、それが跳ね返ってきて、自分を洗脳してしまいました。
すごく後悔しています。
S会に所属していたときは、
そんな人生は地獄のようなものだけれども、
阿弥陀仏に救われれば幸せになれるんだ、
っていうマインドがあり、一筋の光がありました。
でも今の僕は、S会に入ることもないし、
一般的な浄土真宗を学びたいとも思っていません。
つまりやめた今も、
「人生は苦しみ」
「人生は夢・幻」
「人間は悪の塊」
っていう感覚だけが残ってしまったのです。
人生は苦しみと思うと、苦しいことばかりが目に入ります。
楽しいことがなかなか目に入ってきません。
人生は楽しみと思うと、楽しいことが目にはいりますが、
すぐにそう思うことは難しく、ちょっとずつ楽しい出来事を味わっていくとそうなりますが、
時間がかかりますよね。
人生は夢幻もそうです。
世の中の人が喜ぶ出来事があったとしても、自分はなぜかむなしく感じてしまう。
仕事でうまくいこうが、彼女と楽しもうが、子供ができようが、
おめでたいことを幸せと感じず、
ああ。どうせ消えていくんだって思ってむなしい気持ちになる。
人間は悪の塊も、
人から愛されていること、人の優しさがわからなくなってくる。
攻撃的な人ばかりが目につく。
本当に他者のために、人類のために活動している人や、思いをキャッチできなくなってしまう。
こんなつらい感覚で生きることは、本当に人生は地獄だなって感じちゃうんですよね。
S会に出会うまではこんな感覚になったことはありませんでした。
つまり、S会は、全人類を幸せにするといっているけど、
人を本当に苦しめているということになります。
僕は日々、このS会の思想を自分の中から消していくことを毎日の日課としています。
この思想を入れることは、
一時的に人生が苦しくなることよりも、どんな社会問題よりも、
人を長期にわたり、深刻に苦しめるものだと感じます。
今様々な社会問題が言われています。
レイプ、大人同士のいじめ、子供のいじめ、ちかん、
決してこれらを軽視するつもりはないですが、人生全てを否定する思想に変えられるというのは、少なくとも僕にとっては、
最もダメージのある行為のように感じます。
思想というのは、その人の根底を流れるもので、その出来事が終わっても、つまりS会をやめても、深く影響を与え続けるのです。
そこから完全に逃れるには長い時間が必要です。
僕は、こういう思想を20歳の時に聞かされました。
世間知らずの判断能力が低い学生に教え込むs会は、
本当に恐ろしい活動をしていると感じます。
僕はこの恐ろしい思想を入れてしまったがために、
そこから抜ける努力を毎日しています。
もう3年になるかな。
少しづつ抜けてきていますが、
まだまだブログに書かずにいれないほど、自分の中にこの思想が残っています。
でも、
いつかはこの暗闇から抜けて、
人生は苦しみもあるけど豊かなもので、
一つ一つがかけがえのない経験で、
人間は悪い部分もあるけど、より善い存在になろうとしている
そんなことを心から思える日を夢みて、
これからも人生を歩んでいこうと思います。
読んでいただきありがとうございました。