僕と新たな人生と過去の痛み

S会という不健全な宗教団体で長年幹部として活動し、やめてからも心の痛みと向き合い、新たな人生への向うためのブログ。すこしでも共感してくれる人と年齢問わずにお友達になれたら嬉しいな。月数回の更新頻度。ツイッターもやっています。

社会人サークル時代の勧誘活動の概要

僕が社会人のころ。

 

僕が所属する親鸞会の組織は親鸞会勧誘につながる社会人サークルを運営していました。

 

 

 

僕が社会人として入ってきたときには、

 

すでにその社会人サークルでの異業種交流会はほぼ完成していました。

 

告知をみた人が、毎回30人から60人くらいくる集まりでした。

 

そのうち会員は5-10人くらいでした。

 

 

上手に仕組みが作られていたと思います。

 

ネット上の異業種交流会を紹介するサイトにいくつか登録していて、

 

それをみた人たちがくる感じ。

 

内容は、好きな話を20分間くらい自由に講義ができて、講義をする講師は、

 

4人いる。

 

仕事の話でもいいし、思想の話でもいいし、

 

趣味の話でもいい。

 

本当になんでもよかった。

 

その講師4人の中に一人、親鸞会の講師や仏教のことを話す人が混じっている。

 

異業種交流会の中で、異業種の方が講義をするので、

 

その中に仏教講師という人がいてもそこまで違和感を感じないと思う。

 

本当に上手でした。

 

 

タイムテーブルとしてはこんな感じ。

 

・20分講師がしゃべる。

・10分シェアする。

・20分講師がしゃべる。

・10分シェアする。

・20分親鸞会講師がしゃべる。

・10分シェアする。

・20分講師がしゃべる。

・10分シェアする。

・10分感想を書く時間。

・30分ほどテーブル仲間でトーク

 

講師になる人は自由で毎回かわる。

 

親鸞会に所属している社会人でもいいし、

 

その会に参加者としてきた人でもいい。

 

1回だけの人もいたし、複数回する人もいた。

 

最初は参加者として参加していても、

 

だんだんと自分も講義する側ででたい

 

みたいな人が前にたったりするんだよね。

 

そんな仕組みもよかった。

 

 

参加費は基本500円で参加できるし、

 

普通のお菓子ではなく、高島屋とかで売っているかなり美味しいお菓子も途中にでてくる。

 

 

確かにこんなに安くて美味しいものを食べれて、ためになる話をきけて新しい人と交流できるんだったら行きたいなって思う人はいるだろう、と思う。

 

 

講義を一通りきいた後10分間、感想を書いてもらう。

感想文は、4人の講師それぞれに感想を書くように作られている。

 

で、書いてもらったら感想を回収するんだよね。

 

そのあとはしばらく歓談タイム。

 

 

っていってもほとんどの人が帰ることはない雰囲気だから、

 

9割くらいの人が残っているだよね。

 

その間に、スタッフが、感想文に目を通していく。

 

特に、仏教の話に興味をもっている人をピックアップしていく。

 

で、その人には、

 

さきほどの仏教講師を、スタッフが紹介する。

 

もしくは、スタッフが少し仏教の話をしてみる。

 

 

っていう流れなんですよね。

 

 

各々が歓談しているなかで、

 

ピックアップされた方には「ちょっと・・・」

 

といって声をかけて、

 

講師と二人でしゃべれる場をセッティングしている。

 

そこに一人スタッフも入ったりとか。

 

 

参加者にとっては講師としゃべれるし、いいな〜って思う人もいたんじゃないかな。

 

 

今思い出していても、みんなのガヤガヤとした声が聞こえてくるようだ。

 

 

歓談タイム終了後は、さらに別のカフェに移動して、しゃべる。

 

そのカフェに誘う人は、

 

仏教に関心があるって書いていた人たちにしぼる。

 

 

関心のある人5人くらいと、スタッフ7人くらいみたいな構図ができる。

 

で、いろんな話をしていく中で、仏教の話をする

 

みたいな形だった。

 

 

40人の交流会にきた人たちに、

 

仏教の話を少しきいてもらって、

 

ちょっとでも関心のある人(2人-6人)をピックアップして、

 

そのあとカフェで仏教の話をする。

 

 

で、カフェでしゃべった人には、今度は仏教講座の案内をする。

 

仏教講座も一週間に3回とか4回とか本当に沢山あるので、

 

どれか都合があったりするんだよね。

 

ほんでこの仏教講座でも基本的に親鸞会が運営しているとはいわない。

 

親鸞会って伝えるのは10回くらい聞いたり、この方は相当親鸞会の話に興味があるなって感じて本部に誘おうと思った人だけ。

 

それ以外の人は、親鸞会としることなく、離れていくか、その異業種交流会自体を楽しむために何回も参加するか、みたいな感じです。

 

親鸞会という正体を隠しながら、ちょっとでも関心のある人に、アグレッシブに親鸞会の教えを伝えていく仕組みが完璧なまでに作られている。

 

 

この仕組をメインで作った講師は確か当時は35歳くらいだったけど、

 

起業したらうまくいくような能力の高い方だったんですよね。

 

あとスタッフの方もこうしたらいいんじゃないかっていろいろと新しいルールを付け加えていたんじゃないかな。

 

みんなの力がうまく結集した集まりでした。

 

 

でも、やっぱ残念なことに、

 

この異業種交流会の目的は親鸞会への勧誘なんですけど、親鸞会が運営していることを表記していないことなんですね。

 

参加者にはその目的は伝わっていない。

 

ほんでちょっとずつちょっとずつ親鸞会の思想を伝えていくやり方。

 

 ん〜すきじゃないな〜

 

なんか気持ち悪いか感じがするな〜

 

 

 

ほんま、当時はわからなかったけど、

 

今振り返ってみたらかなり違和感のある活動でした。

 

 

今日はこんな感じで、またいつか考察できればと思います。